こんにちは、薬剤師ちょこ(@yakuzaishi.choko)です。
モーラステープ・パップ・パップXRの違いって何だっけ?
と思っている方に向けて、モーラステープ・パップ・パップXRの違いについて簡単に解説します。
今回の記事では、モーラステープ・パップ・パップXRの違いを1分ほどの動画で解説した内容を文字起こししたものです。(※動画と内容が少し異なる場合もあります)
「文章で読みたい人」や「スキマ時間で確認したい人」はぜひ活用してください。
モーラステープ・パップ・パップXRの違いを動画で確認!
今回、文字起こしした動画はこちらの動画です。
↓この動画はInstagramに掲載したものです。
動画で一度確認したい!という人は上記をクリックしてご覧ください。
他の媒体から見たい方は、下記をクリックすると見ることができます。
それでは、解説していきます!
モーラステープ・パップ・パップXRの違い
今回は、モーラステープ、パップ、パップXRの違いを説明します。
まずは、
テープとパップの説明です。
パップXRまで知りたい人は、最後まで見てね!
違い①:水分、剥がれにくさ、かぶれやすさ
1つ目の違いは、水分、剥がれにくさ、かぶれやすさ。
テープとパップの大きな違いは、水分の違いです
パップは水分を含みますが、
テープはほとんど含みません。
水分をほとんど含まないテープは剥がれにくいのですが、その分、パップよりかは、かぶれやすいです
とは言え、モーラステープは、他のシップよりかぶれにくい湿布ではあります
かぶれについては、モーラス湿布全般に言える事ですが
紫外線に当たるとかぶれやすさが増すので、
貼付部分を紫外線に当てないように注意してください。
違い②:1日の貼付回数
2つ目の違いは、一日の使用回数。
モーラステープは1日1回。
モーラスパップは1日2回。
違い③:腰痛症の適応
3つ目の違いは、適応。
適応は基本同じですが、
テープには、「腰痛症」と「関節リウマチにおける関節局所の鎮痛」については適応があるが、
パップにはありません。
違い④:吸収率
4つ目の違いは、吸収率。
テープの方が吸収率が高いので、効き目はテープの方が強いです
パップにはありません。
次に、モーラスパップXRについて説明します
モーラスパップXR
モーラスパップXRは、
腰痛症に適応のあるパップを使いたい
という要望が多く、誕生しました。
適応は、テープと同じで、もちろん「腰痛症」の適応もあります。
使用感としては、テープとパップの中間位で、パップより剥がれにくく、テープよりかぶれにくいのが特徴です。
使用回数はテープと同じ1日1回。
効きめはテープとほぼ同じなので、パップよりかは効果があります。
まとめ:モーラステープ・パップ・パップXR
以上のような違いから
テープは、剥がれにくいので関節など動かす部分に
パップは、かぶれにくいのでかぶれやすい人に
パップXRは、かぶれやすい腰痛症の方や、張替が大変な高齢者にも向いています
もう少し詳しく知りたい!という人は、
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